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玄関の横向きは本当に大丈夫?メリット・デメリットを解説

新築住宅を建てる際、玄関の向きは重要な設計要素の一つです。
多くの方は正面玄関をイメージするかもしれませんが、近年では横向きの玄関も選択肢として注目されています。
しかし、横向きの玄関は本当に大丈夫なのでしょうか。
メリットとデメリットをしっかりと理解し、ご自身のライフスタイルに最適な玄関の向きを選ぶことが大切です。
今回は、玄関の横向き配置について、プライバシー、防犯、採光、デザイン性といった様々な観点からメリットとデメリットを解説します。

玄関の横向き配置・メリットとデメリット

プライバシーと防犯性の向上

玄関を横向きにすることで、道路から玄関内部が見えにくくなり、プライバシーを守りやすくなります。
正面玄関と比べて、通行人の視線が直接玄関内に入りにくいというメリットがあります。
特に、道路に面した場所に玄関がある場合、横向きにすることで、不審者の侵入抑止にも繋がります。
ただし、横向きの玄関であっても、窓からの視線や、アプローチの設計によっては、プライバシーが確保できないケースも考えられます。
防犯対策としては、防犯カメラやセンサーライトの設置なども有効です。

採光や風通しの確保・工夫

横向きの玄関は、正面玄関に比べて採光が不足しがちな点がデメリットとして挙げられます。
しかし、工夫次第で十分に解決可能です。
例えば、玄関ホールに窓を設置したり、明るい色の建材を使用したりすることで、明るさを確保できます。

また、玄関ドアにガラス窓を設けることで、自然光を取り込み、開放感を演出することも可能です。
風通しの面でも、玄関ドアの換気機能や、周辺の植栽などを考慮することで、快適な空間を創り出すことができます。

デザイン性と外観への影響

横向きの玄関は、正面玄関とは異なる個性的なデザインを演出できます。
アプローチの設計次第で、奥行き感のある空間を創り出し、家の外観に洗練された印象を与えることも可能です。
また、玄関ドアのデザインや素材を変えることで、様々な雰囲気を演出できます。

例えば、和風テイストの引き戸や、モダンなデザインのドアなどを採用することで、個性を際立たせることができます。
ただし、デザイン性を重視しすぎるあまり、使い勝手を犠牲にすることのないよう、注意が必要です。

アプローチとの調和と動線設計

玄関の横向き配置は、アプローチとの調和が重要です。
アプローチの形状や素材、植栽などを考慮し、玄関との一体感を出すことで、家の外観全体の美しさを高めることができます。

また、玄関から家の中への動線も考慮する必要があります。
玄関ホールの広さや位置、リビングへの導線などを適切に設計することで、使い勝手の良い空間を創り出すことが可能です。

玄関を選ぶ際の注意点と解決策

隣家との距離感と視線

玄関を横向きに配置する場合、隣家との距離感や視線に配慮することが重要です。
隣家との距離が近い場合は、目隠し用の塀や植栽などを設置することで、プライバシーを守りやすくなります。
また、玄関ドアの位置や角度を調整することで、隣家からの視線を軽減することも可能です。

玄関周りの明るさ確保のための対策

横向きの玄関は、採光が不足しやすいというデメリットがあります。
そのため、玄関周りの明るさを確保するための対策が必要です。
玄関ホールに窓を設置したり、明るい色の建材を使用したり、照明器具を工夫したりすることで、明るさを確保できます。
また、採光窓を増設する、または、トップライトを設置するなどの方法もあります。

風雨対策と軒の出

横向きの玄関は、正面玄関に比べて風雨の影響を受けやすい場合があります。
そのため、軒の出を深くしたり、玄関ポーチを設置したりすることで、風雨を防ぐ対策が必要です。
また、玄関ドア自体に防水機能を備えたものを選ぶことも有効です。

使い勝手と動線の確認

玄関の横向きの配置は、使い勝手や動線に影響を与える可能性があります。
そのため、設計段階で、家族の動線や生活スタイルを考慮し、使い勝手の良い配置にすることが重要です。
例えば、ベビーカーや車いすの利用を想定するなど、様々な状況を考慮して、動線を設計しましょう。

まとめ

今回は、玄関の横向き配置に関するメリットとデメリットを様々な観点から解説しました。
横向きの玄関は、プライバシーや防犯性を高めるというメリットがありますが、採光や風雨対策、隣家との距離感など、注意すべき点も存在します。
新築住宅を建てる際には、これらの点を十分に考慮し、ご自身のライフスタイルや敷地条件に最適な玄関の向きを選択することが大切です。