浴室広さから考える!理想のバスタイムを実現するためのリフォーム
毎日使う浴室。
快適な空間かどうかで、一日の疲れが取れるかどうかも大きく変わってきます。
浴室リフォームを検討しているなら、まず考えるべきは浴室の広さでしょう。
広すぎるのも、狭すぎるのも、それぞれにメリットとデメリットがあります。
今回は、浴室の広さ別に、そのメリットとデメリットを解説します。
快適なバスタイムを実現するためのヒントになれば幸いです。
浴室の広さのメリット
ゆったりとしたバスタイム
浴室が広いと、ゆったりとバスタイムを過ごすことができます。
浴槽に余裕があれば、足を伸ばしてリラックスできます。
広々とした洗い場なら、体を洗うのも快適です。
0.75坪の浴室では、足を伸ばして入浴するのは難しい場合が多いですが、1坪以上の浴室なら、身長180cmの人でも足を伸ばせる浴槽を選ぶことができます。
特にワイドタイプの浴槽は、親子で一緒に入浴しても余裕があり、快適です。
快適な浴室動線
浴室の広さは、浴室内の動線にも影響します。
広い浴室なら、浴槽、洗い場、そして収納スペースなどへの移動もスムーズです。
特に高齢者や体の不自由な方がいる家庭では、広々とした空間が安全で快適な入浴をサポートします。
車いすでの入浴も、1.25坪以上の広さがあれば容易になります。
狭苦しい浴室では、転倒などのリスクも高まります。
収納スペースの確保
広い浴室は、収納スペースを確保しやすいというメリットもあります。
シャンプーやリンスなどのボトル、タオル、バスグッズなどを収納できる棚やラックを設置できます。
これにより、浴室を常に清潔で整理整頓された状態に保つことができます。
限られたスペースの中で工夫する必要がないので、ストレスなくバスタイムを迎えられます。
収納スペースの確保は、浴室の使い勝手を大きく左右する要素です。
浴室の広さのデメリット
リフォーム費用の上昇
浴室を広げるリフォームは、費用がかかります。
既存の浴室を解体し、広さを拡張する工事には、多くの費用と時間がかかります。
特にマンションなどの集合住宅では、構造上の制約から、広げられる範囲が限られる場合もあります。
費用を抑えるためには、既存のサイズを活かしたリフォームを検討する必要があります。
浴室の使い勝手の悪化
広すぎる浴室は、かえって使い勝手が悪くなる可能性があります。
広すぎる空間は、掃除の手間が増えますし、冬場には冷えやすいというデメリットもあります。
また、広さに比例して、光熱費も高くなる可能性があります。
快適な広さは、家族構成やライフスタイルによって異なり、一概に広い方が良いとは限りません。
設置可能なユニットバスの制限
浴室の広さによって、設置できるユニットバスの種類やサイズが制限されます。
特に狭い浴室では、選択肢が限られてしまう可能性があります。
希望する機能やデザインのユニットバスが設置できない可能性もあるため、事前に十分な調査が必要です。
リフォーム前に、設置可能なユニットバスのサイズをきちんと確認することが重要です。
まとめ
浴室の広さは、バスタイムの快適性とリフォーム費用、そして使い勝手などに大きく影響します。
広ければ良いというわけではなく、家族構成やライフスタイル、予算などを考慮し、最適な広さを選ぶことが大切です。
0.75坪から1.5坪まで、様々なサイズがあり、それぞれにメリット・デメリットが存在します。
ショールームで実際に見て、体感してみることをお勧めします。
快適な浴室を実現するためには、綿密な計画と専門家への相談が不可欠です。