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玄関を板張りにするなら?メリット・デメリットと費用相場を解説

玄関のリフォームを検討されている中で、床材に板張りを選ぼうかと考えている方も多いのではないでしょうか。
自然素材の温もりや高級感、そして独特の風合いは、家の顔ともいえる玄関を格段に魅力的な空間に変えてくれます。
しかし、同時にメンテナンスの手間や費用面など、気になる点も多いはずです。
そこで、玄関の板張りを検討する上で知っておきたいメリット・デメリット、費用相場、そして施工の注意点について解説します。
 

玄関の板張りのメリット・デメリット

 

高級感と温かみのある空間を演出

 
玄関に板張りを採用することで、高級感と温かみのある空間を演出できます。
無垢材であれば、木目や色の深みによって、洗練された雰囲気や落ち着いた雰囲気など、様々な表情を表現することが可能です。
また、天然木の温もりは、帰宅した際に心安らぐ空間を作り出し、家族や来客を優しく迎えてくれます。
さらに、その空間は建物の他の部分とは異なる、特別な存在感を放つでしょう。
玄関はその家の第一印象を決める重要な場所であるため、板張りは効果的な選択といえます。
 

素足で歩いた時の心地よさ

 
板張りの床は、素足で歩いた時の感触が心地良いという大きなメリットがあります。
特に無垢材は、適度な柔らかさと温かみがあり、冬場でも冷たくなく快適に過ごせるのです。
また、小さなお子さんやご高齢の方がいるご家庭では、転倒防止の面からも、滑りにくい素材を選ぶなど、安全面に配慮した床材選びが重要になります。
例えば、表面に凹凸加工を施した板材を選ぶことで、滑りにくさを向上させることができます。
 

経年変化を楽しめる

 
無垢材の板張りでは、年月とともに変化していく風合いを楽しむことができます。
使い込むうちに、木の色が深みを増したり、傷や凹みが味わい深い表情になったりします。
これは人工的な素材では味わえない、天然木ならではの特権と言えるでしょう。
また、時間の経過とともに変化する素材の表情は、単なる床材としてだけでなく、住まいと共に歩んできた歴史を刻み込む大切な存在となります。
そして、家族の思い出が詰まった、世界に一つだけの床へと変化していくのです。
 

家の価値を高める

 
玄関の板張りは、家の価値を高める効果も期待できます。
高級感のある素材を使用したり、丁寧な施工を行うことで、住宅全体のグレードを向上させ、資産価値を高めることに繋がります。
特に、無垢材を使用する場合は、その耐久性や希少性から、より高い評価を得られる可能性があります。
そのため、将来的な売却を視野に入れている方にも、板張りは魅力的な選択肢となり得るでしょう。
 

傷や汚れがつきやすい

 
板張りの床は、傷や汚れがつきやすいというデメリットがあります。
特に無垢材は、比較的柔らかい素材のため、重いものを落としたり、鋭利なもので傷つけたりしやすいのです。
また、日常的な汚れも目立ちやすく、こまめな掃除が必要になります。
そのため、ペットを飼っているご家庭や、小さなお子様がいるご家庭では、傷や汚れが目立ちにくい素材を選ぶなどの工夫が必要となるでしょう。
 

メンテナンスに手間がかかる

 
板張りの床は、定期的なメンテナンスが必要です。
ワックスがけや、傷んだ部分の補修など、手間と時間を要する作業が必要になる場合があります。
また、素材の種類によっては、専門業者に依頼する必要があるケースもあります。
さらに、メンテナンスを怠ると、床の寿命を縮めてしまう可能性もあるため、注意が必要です。
定期的なメンテナンスは、美観を保つだけでなく、床の寿命を延ばすことにも繋がります。
 

費用が高額になる場合がある

 
板張りは、他の床材と比較して費用が高額になる場合があります。
特に無垢材を使用する場合や、特殊な加工が必要な場合は、さらに高額になる可能性があります。
施工費用も考慮すると、予算をしっかりと確保しておくことが重要です。
しかし、長期的な目線で見ると、耐久性が高く、メンテナンスによって長く使えるため、結果的にコストパフォーマンスが良い場合もあります。
 

湿気の影響を受けやすい

 
木製の床は、湿気に弱く、カビや腐敗の原因となる可能性があります。
特に、玄関は外気の影響を受けやすいため、湿気対策をしっかり行う必要があります。
適切な換気や、防湿処理など、湿気対策を徹底することで、長持ちさせることが可能です。
床下に調湿材を敷いたり、除湿機を使用するなどの対策も有効です。
 

玄関の板張りの費用相場と注意点

 

素材によって価格が大きく異なる

 
玄関の板張りの費用は、使用する素材によって大きく異なります。
無垢材は、人工的な素材よりも高価ですが、その耐久性や高級感から、費用に見合う価値があると考える方も多いでしょう。
一方、複合フローリングは、コストパフォーマンスに優れているため、予算を抑えたい方におすすめです。
また、同じ無垢材でも、樹種によって価格が大きく変動します。
 

施工費用も含めて検討が必要

 
板張りの費用を考える際には、材料費だけでなく、施工費用も考慮する必要があります。
下地処理や仕上げなど、作業内容によって費用は変動します。
施工面積が広くなればなるほど、費用は増加する傾向にあります。
そのため、事前にしっかりと予算を立て、計画的にリフォームを進めることが大切です。
 

下地処理が重要

 
板張りの施工においては、下地処理が非常に重要です。
下地がしっかりしていないと、床鳴りや反りなどの問題が発生する可能性があります。
専門業者に依頼することで、適切な下地処理を行い、美しく、そして長持ちする板張りの床を実現できます。
下地処理は、仕上がりの美しさだけでなく、床の耐久性にも大きく影響します。
 

水はけ対策をしっかり行う

 
玄関は、雨や雪などの影響を受けやすい場所です。
そのため、水はけ対策をしっかり行う必要があります。
適切な防水処理や、排水溝の設置など、水による被害を防ぐ対策を講じることが大切です。
また、玄関マットを使用することで、外部からの水や汚れの侵入を防ぐこともできます。
 

専門業者に依頼するのが安心

 
玄関の板張りの施工は、専門業者に依頼するのが安心です。
専門業者は、適切な素材選びから施工、メンテナンスまで、一貫してサポートしてくれます。
技術力や経験豊富な業者を選ぶことで、より美しく、そして長持ちする玄関を実現できるでしょう。
専門業者に相談することで、様々な疑問や不安を解消できます。
 

まとめ

 
玄関の板張りは、高級感や温かみのある空間を演出する一方で、傷つきやすさやメンテナンスの手間といったデメリットも存在します。
費用や施工方法など、様々な点を考慮した上で、ご自身のライフスタイルや予算に合った最適な選択をすることが重要です。
この記事が、玄関の板張りを検討する皆様にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。