トイレの位置の間取りで後悔しない!失敗しないためのポイント
注文住宅を建てる際、間取り設計の中でも特に悩ましいのがトイレの位置でしょう。
せっかくの新築なのに、トイレの場所や造りで後悔したくないですよね。
この記事では、トイレの間取りで後悔しやすいポイントや、失敗しないための設計のポイントを具体的に解説していきます。
これから注文住宅を建てる方は、ぜひ参考にしてみてください。
□トイレの間取りで後悔しやすいポイント
トイレの間取りは、生活動線や家族構成、ライフスタイルなど、様々な要素を考慮して決める必要があります。
しかし、考慮すべきポイントが多く、設計段階ではなかなかイメージしにくいものです。
結果として、完成後に「トイレの場所をもっとこうすればよかった…」と後悔するケースも少なくありません。
1: リビングから近いトイレ
リビングから近いトイレは、家族や来客が頻繁に利用する場所に近いため、落ち着いてトイレを利用できません。
特に、リビングや玄関からトイレが見えやすい場合は、プライバシーの面でストレスを感じやすくなってしまいます。
2: 洗面所や浴室を通るトイレ
トイレと洗面所や浴室などの水回りを一箇所にまとめる設計は、動線を短縮できるというメリットがあります。
しかし、洗面所や浴室を通らなければトイレに行けない間取りは、生活感が出やすく、来客時に気になる方も多いようです。
3: 寝室に近いトイレ
寝室に近いトイレは、夜間のトイレ利用時に便利です。
しかし、トイレの水音が寝室に響きやすく、睡眠を妨げる可能性も。
特に、音が気になる方は、寝室から離れた場所にトイレを設置するか、防音対策を検討する必要があるでしょう。
4: 収納が足りないトイレ
トイレは、トイレットペーパーや掃除用具など、意外と多くのものを収納する必要があります。
収納スペースが不足すると、トイレが散らかりやすく、清潔感を保つのが難しくなります。
□トイレの位置・間取りで考えるべきこと
トイレの間取りを決める際には、上記のような後悔しやすいポイントを踏まえ、以下の要素を考慮することが重要です。
1: 配置する数
家族構成や生活スタイルによって、必要なトイレの数は異なります。
3人家族程度であれば、1つのトイレで十分ですが、4人家族以上や、二階建て住宅の場合は、2つ目のトイレを設置するのも良いでしょう。
2: 水を流す音
トイレの水音は、特に寝室やリビングに響きやすく、生活音として気になる場合があります。
寝室やリビングの真上にトイレを設置する場合は、防音対策を検討する必要があります。
また、音姫などの設備導入も有効です。
3: トイレ内の広さ
トイレの広さは、快適性に大きく影響します。
狭すぎると窮屈に感じますが、広すぎると空間が無駄になってしまいます。
トイレの広さは、使用する人の身長や体格、収納スペースの必要性などを考慮して決めましょう。
4: 臭い対策
トイレの臭いは、生活空間への影響が大きいものです。
特に、LDKに近い場所にトイレを設置する場合は、小窓を設置したり、消臭機能付きのトイレを選ぶなど、臭い対策をしっかりと行う必要があります。
□まとめ
トイレの間取りは、後悔しやすいポイントも多く、設計段階で慎重に検討することが大切です。
この記事で紹介したポイントを参考に、家族構成やライフスタイル、住まいの構造などを考慮して、理想のトイレ空間を実現しましょう。